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マイナンバーカードの利用方法

 マイナンバーカードが健康保険証として利用できるようになったのは2021年3月4日からだそうです。しかし、確実に使える紙の保険証と使えるかもしれないマイナンバーカードを両方持参する意味はありません。ほとんどの国民の行動は変わらなかっただろうと思います。 2023年4月1日以降、保険医療機関に対してオンライン資格確認の導入およびマイナ保険証用カードリーダーの設置が義務付けられました。また、健康保険証としての利用申込みを行った方に7,500円分のポイントをプレゼントというキャンペーンが2023年9月末まで行われていました。そういった理由で昨年の今頃はマイナ保険証が話題になっていました。 マイナンバーカードの利用方法として、もうひとつ検討されていたのが運転免許証です。どうやら2025年3月から運用を開始する模様で、内蔵のチップに免許の種類や有効期間などを記録するそうです。券面に免許情報は印字されません。 さて、こんな事件が発生したらみなさんはどう考えますか? 従業員が会社に対して運転免許を持っていると嘘をつき、社用車を運転しました。その後、その従業員が無免許であることが発覚し、問題になりました。この従業員だけでなく会社も非難されました。 A. 会社は従業員に騙された被害者であり、会社に非は無い。 B. 会社は従業員の申告を鵜呑みにするのではなく、運転免許証を確認すべきであり、それを怠ったのは怠慢。 あなたはどちらだと思いますか? こんな質問をしたのは「ドライバーが運転免許を証明するのは対警察のみなのか?警察以外が運転免許を確認する責任を負うことはないのか?」ということを確認したかったのです。券面に印字されない以上、会社が従業員の免許情報を確認することはできません。「従業員の申告を信じただけなので会社に非は無い。」という政府見解でいいんですよね。

静かな退職(Quiet Quitting)という概念

 この概念が日本に広まっていったのは2023年なのではないでしょうか?2022年にアメリカで考案されたものだそうで、2023年には日本の人事関係の人たちに広まっていった。2024年3月にはテレビ東京で紹介され、以降は一般層にも広まった。 最初にこの言葉を聞いたときのイメージは「会社のみなさんに挨拶をしたり、花束をもらったり、拍手で送られるようなことなく、ひっそりと退職すること。」全然違いましたね。 私の拙い説明よりも、ちゃんとしたサイトをご覧ください。 静かな退職(Quiet Quitting)とは?原因や企業への影響、改善方法を解説  https://www.ashita-team.com/jinji-online/personnel_management/16582 静かな退職(Quiet Quitting) https://jinjibu.jp/keyword/detl/1556/ 昨今耳にするようになった「静かな退職」(Quiet Quitting)とは|デメリットや兆候、対策は https://www.franklincovey.co.jp/blog/archives/4841 若手に急増!「静かな退職」の実態【経済記者インサイト】(2024年3月29日) https://www.youtube.com/watch?v=gBOTXgNn6Tc 「静かな退職」が現在の流行であるかのように、今後更に拡大していくかのような風潮ですが、私は時代遅れのように感じます。それってデフレ時代にマッチした生き方じゃないでしょうか? デフレの時代は沢山作っても在庫が増えるだけで、いいことはありません。開発投資も設備投資も人材投資も時間外労働もできるだけ減らし、コストカットすることしかできなかった時代。そんな時代が生み出した生き方のように思います。 でも、これからは2025年問題の時代、働き手不足の時代になります。少ない労働者で多くの商品・サービスを提供することが求められます。頭を使う、工夫する、改善する、投資する、そういった努力が報われる時代になるでしょう。 多様な働き方が認められるべきであり、ワークライフバランスも大事です。でも仕事を楽しめる時代がやってきたのだから、仕事も楽しんだ方がよい人生になるでしょう。